夏至の日は 【冷蔵庫の日】どんな日?制定目的・意味と制定理由解説!

夏至は一年で最も昼が長い日ですが、日本ではこの時期、梅雨の真っただ中にあり、湿度が高く、食生活や体調管理に気を配る必要があります。梅雨から夏にかけて気温が上がり、食品が傷みやすくなるため、冷蔵庫の活躍が欠かせません。

こうした季節の変化に合わせ、電機産業全般に関わる企業・団体で構成される日本電機工業会(JEMA)は1985年(昭和60年)から夏至の日を「冷蔵庫の日」と定め、家庭での食品保存や省エネ意識を高める取り組みを推進しています。

この時期は、特に生鮮食品や料理の保存に注意が必要です。高温多湿な環境では食材が腐りやすく、食中毒のリスクも増しますが、冷蔵庫が正しく機能することで、食品の鮮度を保ち、安心して使い続けることができます。


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また、夏場は冷たい飲み物やアイスクリームの消費が増えるため、冷蔵庫の開閉が頻繁になり、その分、電力消費も増加します。冷蔵庫の日は、そうした日常の使用を見直し、庫内の整理や適切な温度設定を確認する良い機会です。

冷蔵庫を正しく使うためには、庫内の温度を夏場は3〜5℃、冷凍室は-18℃以下に保つことが理想とされています。さらに、冷気の循環を妨げないよう、庫内は70〜80%の収納が推奨されます。ドアパッキンや排水口に溜まる汚れも冷蔵庫の効率を下げるため、定期的な掃除が欠かせません。これらのポイントを守ることで、食品を安全に保存するだけでなく、省エネ効果も期待できます。

冷蔵庫の日をきっかけに、家庭でのフードロスを減らす取り組みも意識してみましょう。庫内の食材を整理し、余った食材で新しい料理を作ることで、食品ロスを減らすことができます。また、古い冷蔵庫から省エネ性能の高いモデルへの買い替えも検討すると、電気代の節約と環境負荷の軽減に繋がります。

このように、冷蔵庫の日は日常生活の見直しや省エネ意識を高める大切な機会です。夏至を迎えるこの時期、家庭の冷蔵庫がより快適で効率的に使えるよう心がけ、食生活の充実と環境への配慮を両立させましょう。

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