5月12日は 【旅行の友の日】どんな日?制定目的・意味と制定理由解説!

創業1901年(明治34年)、広島県広島市に本社を置き、ふりかけをはじめさまざまな加工食品を製造、販売する田中食品株式会社(設立:1928年(昭和3年)7月)が制定。
2025年(令和7年)一般社団法人日本記念日協会に制定・登録。

看板商品「旅行の友」は、明治時代より瀬戸内海の自然の恵みである海苔や胡麻などの素材を主原料に丹念に作られており、日本で最も古いふりかけ商品として食文化史に名を刻んでいる。


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この伝統的なふりかけは当初、長期保存が可能で携帯に便利という特性から、その名の通り「旅のお供」として重宝されました。やがて日常の食卓にも広がり、白いご飯に彩りと風味を添える日本の食文化の一翼を担うようになったのです。

この記念日は、日本のふりかけ文化の源流ともいえる「旅行の友」を国内外に広く知ってもらい、ふりかけ食品の奥深い歴史と伝統に関心を持ってもらうことを目的としている。白いご飯に彩りと風味を添え、栄養価も高めるふりかけは、日本が世界に誇る食文化の一つ。この記念日を通じて、シンプルながらも奥深いふりかけの魅力を再発見し、日本の大切な食文化であるふりかけを世界的に普及させ、次世代へと継承していくことを願っている。

日付は、「旅行の友」が人々の旅のお伴として寄り添い、思い出に残る食事の時間を演出してきたことへの願いを込めるとともに、もう一つ特別な意味が込められている。創業者・田中保太郎氏とともに苦労を分かち合い、事業を支え続けた妻・田中トモ氏への深い感謝と敬意を表し、その名「トモ」を商品名に織り込んだ経緯がある。5月12日はトモ氏の誕生日(1888年(明治21年)5月12日)であり、夫婦二人三脚で築き上げた事業への想いと、家族の絆を大切にする企業理念が、この日付には込められている。

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