世界肝炎デーは、世界保健機関(WHO)が2010年に制定した、7月28日を“World Hepatitis Day”(世界肝炎デー)とする啓発活動です。この日は、ウイルス性肝炎のまん延防止、患者・感染者に対する差別・偏見の解消、感染予防の推進を目的としています。
肝疾患の正しい知識について、国民に十分に浸透していないと考えられます。こうした中で、肝炎ウイルス検査の受検を勧奨し、新たな感染を予防するためには、全ての国民に対して、肝炎の予防、病気や治療に関する正しい理解が進むように普及啓発や情報提供を推進する必要があります。
スポンサーリンクまた、早期に適切な治療を促すため、肝炎患者等が肝炎の病態及び治療に関する正しい知識を持つことができるよう、普及啓発及び情報提供を積極的に行うとともに、肝炎患者等が、不当な差別を受けることなく、社会において安心して暮らせる環境づくりを目指します。
肝炎患者等とその家族等、医療従事者、事業主等の関係者を始めとした全ての国民が、肝炎について正しい知識を持つための普及啓発を推進します。