4月8日は 【芝の日】どんな日?制定目的・意味と制定理由解説!

長野県に4支部を持ち造園の技術向上と健全な発展を図り、校庭や園庭、市街地の公園などの芝生化を進めている一般社団法人長野県造園建設業協会(設立:1980年(昭和55年)4月)が制定。

この取り組みは、外で遊ぶ元気な子どもたちを育み、同時にヒートアイランド現象や地球温暖化を緩和し、砂塵やほこりの被害を防ぐなど、多岐にわたる効果をもたらすことを目的としています。

芝生化によって、地域の環境が大きく改善されます。まず第一に、緑豊かな芝生が周囲の気温を下げることで、ヒートアイランド現象の緩和に効果を発揮します。特に夏場においては、アスファルトやコンクリートなどの熱を吸収する表面が多い都市部では、この効果が顕著です。また、芝生は二酸化炭素を吸収し、酸素を放出するため、地球温暖化の防止にも寄与します。

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さらに、芝生化には健康への利点もあります。芝生の上での運動や遊びは、子どもたちの体力向上や社会性の発達につながります。また、緑の豊かな環境はストレスを軽減し、心身のリフレッシュにも役立ちます。

一方で、砂塵やほこりの被害を防ぐという点でも芝生化は有効です。特に風の強い地域や乾燥地域では、地面がむき出しの状態だと砂塵が舞い上がりやすく、それが健康被害や環境悪化を招きます。芝生は土壌を保護し、風による土壌の侵食を防ぐとともに、ほこりや砂塵の発生を抑制します。

このように、芝生化は地域の環境保全や健康促進、そして子どもたちの成長を支える重要な取り組みです。長野県造園建設業協会の取り組みは、地域社会の持続可能な発展に向けた貴重な一歩となっています。

日付は「芝(しば)」から「4(し)」と「8(ば)」と読む語呂合わせから4月8日に。

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