4月19日は 【収育の日】どんな日?制定目的・意味と制定理由解説!

「収検」の運営や「収育イベント」の企画・運営を通じて、世界中の人々に“お片づけの楽しさ”を伝える普及活動を行い「収納検定」を運営する一般社団法人日本収納検定協会(設立:2014年(平成26年)12月)が制定。
2016年(平成28年)4月に一般社団法人日本記念日協会に制定・登録。

「収育」(しゅういく)とは、「収納」と「育児・教育・育成」を融合させた新しい概念です。物の整理整頓を通じて、子どもたちに自立心や思いやり、判断力などの「生きる力」を育むことを目指しています。物を大切にする心、限られた空間を有効活用する知恵、自分で考えて行動する自主性など、片付けという日常活動が多様な能力開発につながるという考え方です。


スポンサーリンク

現代の日本では、モノがあふれる消費社会の中で、所有することの意味や物との向き合い方が問われています。また、共働き家庭の増加などにより、家事や整理整頓を家族で分担する必要性も高まっています。「収育」は、そんな時代背景の中で、子どもたちに「自分の持ち物は自分で管理する」という基本的な生活習慣を身につけさせるとともに、家族のコミュニケーションツールとしても機能します。

日本収納検定協会では、「収育の日」を中心に、親子で楽しく片付けを学べるワークショップの開催や、教育機関向けの「収育」プログラムの提供を行っています。また、「片付けを楽しむ検定」として知られる収納検定の普及活動も精力的に展開。子どもから大人まで、それぞれのレベルに合わせた片付けの知識と技術を学ぶ機会を提供しています。

「収育」は単なる家事スキルの習得ではなく、子どもの全人的な成長を促す教育アプローチとしての「収育」と、その考えを多くの人に知ってもらうのが目的。

日付は「収(4)育(19)」と読む語呂合わせから4月19日に。

タイトルとURLをコピーしました