5月17日は 【多様な性にYESの日】制定の日付の意味と内容・目的とは?

2007年からこの日に当事者がメッセージを発表するなどして性の多様性を訴え、あらゆるセクシュアリティの人々が互いを理解し認め合い尊重し合える社会の実現の為に行動してきた「やっぱ愛ダホ!Idaho-net.」が登録した記念日を、同団体と活動をともにしてきた「特定非営利活動法人 チーム紀伊水道(設立:2004年12月5日)」が継承。多様な性を認め合う気持ちを広めるのが目的。

セクシュアルマイノリティとは、​異性愛者かつ自認の性別と生まれ持った身体の性別とが一致していない人たちのことで、​同性愛者、​両性愛者、​性別違和を持つ人、​性同一性障害者、​また他の呼び名を持つ人たちなどが含まれます。​セクシュアルマイノリティについて知りたい、​理解したいと思う人が当事者たちとふれ合ったり、​当事者同士で悩みや相談を持ち寄って、​よりよい解決方法を探したりするのが「特定非営利活動法人 チーム紀伊水道」というグループの主な活動です。​また、​勉強会や講演、​啓発活動なども行われています。

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「LGBT」は、​レズビアン、​ゲイ、​バイセクシュアル、​トランスジェンダーの頭文字をとったもので、​セクシュアルマイノリティの総称としてよく使われます。​
また、​「LGBTs」は、​「そのほかのさまざまな人たち」を含めた表現で、​ポジティブな意味で数多くのセクシュアル・​マイノリティを指します。​
「LGBTQ」は、​「Q」が「クエスチョニング(Questioning)」を表し、​性自認と性的指向が決まっていない人たちを含む表現です。​
また、​「LGBT+」は、​LGBTに加えて、​それ以外のセクシュアリティも含めた表現です。

日付は1990年5月17日に国連の世界保健機関(WHO)が「精神障害」の分類から除外し、​「性別不合」に変更することを発表しました。​これにより、​同性愛者やトランスジェンダーを精神疾患とみなすことはなくなりました。
そのことに由来して毎年5月17日に同性愛者やトランスジェンダーなどの性的マイノリティに対する差別や偏見をなくすために、​​世界中で様々なイベントが開催される、​​​​国際反ホモフォビア・デー(International Day Against Homophobia = IDAHO)から。多様な性を尊重し合える社会の実現に向けたアクションを全国各地で行う。


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