1月15日は 【適サシ肉の日】どんな日?制定目的・意味と制定理由解説!

東京・浅草の老舗すき焼き店「ちんや」が制定。

この日は、六代目当主の住吉史彦氏が、自店で過剰な霜降肉を使うことをやめ、適度な霜降の入った肉「適サシ肉」だけを使うと宣言した記念すべき日です。

「ちんや」は、1880年(明治13年)創業の老舗すき焼き店で、130年以上にわたって伝統の味を守り続けてきました。しかし、和牛ブームにより、過剰に脂肪が入った霜降肉が主流となり、本来の肉本来の味が失われつつあることに危機感を抱いていました。そこで、住吉史彦氏は、適度な霜降の入った肉「適サシ肉」こそが、すき焼きに最適な肉であると考え、「適サシ肉」だけを使うことを決意したのです。

「適サシ肉」は、住吉史彦氏が長年の経験と研究から生み出した造語で、株式会社ちんやが商標登録をしています。適度な霜降りと赤身のバランスが絶妙な「適サシ肉」は、肉本来の旨みを楽しめると同時に、すき焼きに最適な食感と風味を持っています。脂肪が少なすぎず、多すぎない「適サシ肉」は、健康志向の現代人にもぴったりの食材だと言えるでしょう。

住吉史彦氏は、「適サシ肉」の美味しさを多くの人に味わってもらうことを目的に、「適サシ肉の日」を制定しました。この日を機に、「適サシ肉」の魅力が広く伝わり、すき焼きの本来の味を追求する動きが広がることを期待しています。

日付は宣言をした2017年(平成29年)1月15日にちなんでいる。店舗HP

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