京都府京都市に本社を構える株式会社特殊高所技術が制定。
2026年(令和8年)一般社団法人日本記念日協会に制定・登録。
同社は2007年の創立以来、ロープアクセスを基盤とした独自の高所作業技術を確立し、大型足場や高所作業車では近づくことすら困難な場所での調査・点検・補修工事を専門に手がけてきた。ダムの堤体、橋梁の裏面、風力発電のブレード、超高層建築物の外壁など、その活動領域は多岐にわたる。
産業用ロープアクセス技術に厳格な安全管理体制を組み合わせた「特殊高所技術」は、同社が独自に体系化した技術であり、国土交通省をはじめとする公共機関の現場でも数多く採用されている。近年では、地震や豪雨などの自然災害発生時における緊急調査にも迅速に対応し、社会インフラの安全を守る不可欠な存在として、その活動の幅をさらに広げている。
特殊高所技術とは、登山技術やロープワークを応用し、従来工法では対応が困難な高所作業を安全かつ効率的に実施する高度な専門技術である。足場の設置が不可能な断崖絶壁、大規模な交通規制を伴う橋梁点検、緊急性の高い災害復旧現場など、特殊な環境下でこそその真価を発揮する。この記念日は、一般にはまだ認知度の低い特殊高所技術の必要性と専門性を広く社会に知ってもらうとともに、業界全体の安全意識の向上、次世代を担う技術者の育成と地位向上、そして国民の安全・安心な暮らしを支えるインフラ保全の重要性を啓発することを目的としている。高度な技術と責任感を持つプロフェッショナルたちの存在を、より多くの人々に認識してもらう機会としたい。
日付は、「無事故(6)でいこう(15)」という語呂合わせ。高所作業において最も重視されるのは安全であり、どんなに高度な技術も、安全があってこそ価値を持つ。この語呂合わせには、一件の事故も起こさないという技術者たちの強い決意と誓いが表現されている。もう一つは、株式会社特殊高所技術の創立記念日が2007年(平成19年)6月15日であることから。創業の志を忘れず、安全第一の理念を未来へ継承していくという思いが、この日付には込められている。