1950年(昭和25年)4月30日のこの日、図書館法が日本で公布された事にちなむ。これは、国民の教養の向上や知識の普及を図るために、図書館の設置・運営に関する基本的な方針を定めたものでした。この法律の制定は、日本の文化や教育の発展において重要な一歩であり、図書館が国民の知的活動や学びの場として不可欠な存在であることを示しています。
図書館は、現代においても情報の拠点として不可欠な存在ですが、その歴史は古代にまで遡ります。古代メソポタミアの時代、紀元前3000年頃には既に図書館の存在が確認されています。
スポンサーリンク図書館は単なる書物の保管所にとどまらず、文化の発展や社会の進歩において重要な役割を果たしてきました。古代の図書館では知識の保存や普及が目的でしたが、現代の図書館は情報の収集・提供だけでなく、学びの場やコミュニティの中心地としても機能しています。図書館は、知識の共有や文化の交流を促進し、個々の成長や社会全体の発展に貢献しています。
1971年(昭和46年)、図書館法公布の21年後には全国図書館大会で、この日を記念する行事が行われることが決定されました。翌年からは、この日が図書館の日として祝われ、さまざまなイベントや啓発活動が展開されています。この日は、図書館が持つ重要性や役割を再確認し、図書館という文化の拠点を讃える日となっています。