日本視覚障害者団体連合 同行援護事業所等連絡会（結成：1948年・昭和23年）が制定。
2023年一般社団法人日本記念日協会に制定・登録。
この記念日の制定目的は、視覚障害者の移動を支援する同行援護制度を広く社会に知らせるとともに、その担い手である視覚障害者ガイドヘルパーの必要性を周知し、新たなガイドヘルパーの養成につなげていくことである。また、視覚障害者の社会参加が促進され、共生社会が実現するという願いも込められている。
同行援護制度は、視覚障害者が安全かつ安心に外出できるよう、ガイドヘルパーが同行して支援する制度である。ガイドヘルパーは、視覚障害者の手や杖を取って歩行を補助したり、道案内や手続きの代行などをしたりする。
スポンサーリンク
視覚障害者の社会参加を促進する上で重要な役割を果たしている。同行援護を利用することで、視覚障害者は一人で外出することが難しくても、買い物や通院、観光など、さまざまな活動に参加することができるようになる。
「視覚障害者ガイドヘルパーの日」は、こうした同行援護制度の重要性を社会に広く知ってもらうための記念日である。この記念日を通じて、視覚障害者の社会参加を支えるガイドヘルパーの活動がより多くの人に理解され、新たなガイドヘルパーが活躍できる社会が実現されることを期待したい。
日付は同行支援制度を創設した改正障害者自立支援法が成立した日の2010年（平成22年）12月3日から。