1871年（明治4年）11月22日、和歌山・田辺・新宮の紀州3県の統合により現在の和歌山県の現在の県域が定まったことに由来。
和歌山県は、豊かな自然環境と古くから受け継がれてきた文化や伝統を守りながら、県民が一丸となって発展を遂げてきました。県民の愛着と誇りを象徴するこの日を、より多くの人々に知ってもらうため、1989年（平成元年）に県が「ふるさと誕生日条例」を制定し、11月18日を「和歌山県民の日」と定めました。令和3年には誕生150年を迎えました。
この条例の制定により、毎年11月18日には、県民が一体となって和歌山県の誕生を祝い、地域の魅力を再認識する機会が設けられています。県内各地では、記念イベントや博覧会、文化祭などが開催され、和歌山県の歴史や文化、産業、自然の素晴らしさを県内外に発信しています。
また、この日を通じて、県民同士の絆を深め、ふるさとへの愛着を育むことも期待されています。子供たちには、郷土の歴史を学び、先人たちの努力や想いを理解する良い機会となっています。
和歌山県民の日は、単なる記念日ではなく、和歌山県の一体感を醸成し、明るい未来へ向かって歩んでいく原動力となっています。この特別な日が、和歌山県の更なる発展と、県民の幸福につながることを願ってやみません。