1978年(昭和53年)4月16日のこの日、社団法人・日本タートル協会が主催して東京・多摩湖畔で日本初となる女子フルマラソンの大会「第1回女子タートルマラソン全国大会」が開かれた。当時の参加者は49人でスピードを競うより健康目的を趣旨をおいての大会だった。※タートル(亀)の様にゆっくりをコンセプトの大会。
この歴史的な一歩は、日本のランニングコミュニティにとって大きな意義を持っていました。以前は男性が中心となって行われてきたマラソン競技において、女性ランナーの存在感がますます高まる契機となったのです。
スポンサーリンク女子タートルマラソンは、その後も歴史を刻み続け、女性ランナーたちに新たな挑戦を与えました。1970年代後半には日本全国での女子マラソン大会が増加し、1984年(昭和59年)8月にはついに女子オリンピックマラソン(ロサンゼルスオリンピック)が実現しました。
この初の大会は、女性ランナーに対する社会的な認知を高めるだけでなく、彼女たちの健康促進や地域活性化にも大きな影響を与えました。彼女たちの挑戦と勇気は、後に続く世代に多大なインスピレーションを与え、日本の女子ランニングコミュニティの発展に貢献しました。