約800年前の鎌倉時代前期の建保2年(1214年)に麻生区の王禅寺で発見され、日本最古の甘柿とされる禅寺丸柿を多くの人に知ってもらうことが目的です。
禅寺丸柿は、小ぶりで甘く、種が大きいのが特徴です。江戸時代から王禅寺周辺で栽培が盛んに行われ、明治時代の末には最盛期を迎えました。しかし、他の品種が開発・栽培に押されるかたちで、栽培面積は減少の一途をたどりました。
スポンサーリンク近年、禅寺丸柿の保存・復興を目的とした取り組みが進み、2012年10月21日には区制30周年記念に行われた「禅寺丸柿サミット」で麻生区の「区の木」に制定されました。また、毎年秋には「禅寺丸柿まつり」が開催され、禅寺丸柿の魅力を多くの人に伝えています。
禅寺丸柿の日をきっかけに、禅寺丸柿の魅力を多くの人に知っていただきたいと思い、禅寺丸柿を味わい、その魅力を堪能してください。