熱中症アラートは予想される暑さの指数が一定量を超えると判断された場合に発表される警戒アラートです、今までは「高温注意情報」として発表されていたのが発展させて名称も変更になった物です。
梅雨時期が開けると更に注意が必要です、梅雨入り・明けは「梅雨入り 梅雨明け 実績2023年(速報値)」から確認出来ます。
熱中症警戒アラートとは
熱中症アラートは昨年から試行してましたが、2021年から本格的に施行されました。
暑さ指数が一定以上(33以上)になると出されます。
アラートは都道府県の各観測地域ごとに発表されます、発表は前日の17時頃と当日の5時頃に、環境省や気象庁から発表されます。
暑さ指数の見方は以下の様に記載されています、アラートが出なくても安心というわけではないので目安を確認して行動して下さい。
【暑さ指数の目安】
- 31以上:注意
- 28以上31未満:厳重注意
- 25以上28未満:警戒
- 25未満:注意
アラートは気温だけでなく暑さ指数の温度になりますので、気温が低くても湿度が高ければ指数が上がりアラートが発表されますので、気温だけで判断出来ません。
気象庁や環境省で数値やアラートが現在出てるか確認出来ます。
メールサービスも環境省では紹介してます、毎日いちいちアラートが出てるか見るのが面倒な人は登録しておくと1日2回アラートが出てる場合はメールが届きます。詳しくはこちら
※ バイザー(株)が運営する一斉情報配信システム「すぐメールPlus+」により、 メールで配信するサービスです。環境省が運営しているのもではありません。令和5年度は4月26日(水)から10月25日(水)までご利用になれます。
アラートが発表されたら
アラートが出てる事は熱中症の危険性が極めて高い事をお知らせしている事です。
積極的にして欲しい行動
どうしても場合以外不要、不急の外出しない事です。
そうは言っても外出しないとダメな事もあるので外出時には注意しましょう。
- 運動や活動は原則しない、延期や中止を考える(空調管理が出来る時を除く)
- 喉が渇く前にこまめな水分補給しましょう
- 汗を搔いた時は水分やミネラル分も補給しましょう(スポーツドリンクや経口補水液など)
- 高齢者や小さいお子さんの居る方に声掛けや空調での管理を進める。
- 日頃の健康管理
暑さにいかに晒されない事が重要ですので特に気を付けましょう、
熱中症は室内に居てもなる事が多いので、アラートが出ている時は室内でも水分補給して気を付けましょう。
特に幼児や高齢者は暑さを感じる事が苦手な方が多いので周りの方などが注意してあげましょう。
特に高齢者の方は喉の渇きや暑さを感じにくくなってるので、自分の感覚より温度計やニュースの情報で対処する様にして下さい。
熱中症の症状と対処
熱中症は体内の温度調整が間に合わず、体温が上がり過ぎる事による症状。
以下の症状に当てはまる方を見つけたら程度により緊急性がありますので自己判断せず救急搬送も視野に入れて下さい。
発症症状(代表的な症状)
- 筋肉痛
- 手足がつる
- あくび
- 頭痛
- 嘔吐
- 思考の低下
- 意識障害
- 痙攣
熱中症の症状の人見かけたら以下の環境省から発表の指標にしたがって対処するようにして下さい。
参考資料は環境省熱中症環境保健マニュアル 2018
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