7月17日は 【空調発明の日】どんな日?制定目的・意味と制定理由解説!

アメリカの空調設備業界を牽引する大手空調設備メーカー「Carrier Global Corporation(キヤリア・グローバル・コーポレーション)」の日本法人である日本キヤリア株式会社(発足:1999年(平成11年)4月)が制定。
2026年(令和8年)一般社団法人日本記念日協会に制定・登録。

1902年7月、若き技術者ウィリス・キャリア博士は、ニューヨークのブルックリンにある印刷工場で深刻な問題に直面していました。季節による湿度の変化で紙が伸縮し、インクのズレや色の不均一が発生していたのです。この課題を解決するため、キャリア博士は温度だけでなく湿度をも精密に制御できる画期的な装置を世界で初めて開発しました。この発明こそが、近代空調技術の誕生の瞬間でした。


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その後、この技術は産業用途から商業施設、そして一般家庭へと広がり、人類の生活様式を劇的に変革させました。猛暑の中でも快適に過ごせる住空間、生産性の高いオフィス環境、医療現場での正確な温湿度管理など、現代社会の基盤を支える技術として発展を遂げています。

この記念日は、近代空調の基礎を築いたキャリア博士の偉業を広く伝えるとともに、同社が掲げるパーパス「暮らしと世界をもっと豊かに」という理念を多くの人々に知ってもらうことを目的としています。さらに、持続可能な社会の実現に向けて、省エネルギー技術や環境に配慮した空調の重要性を再認識する日でもあります。

日付は、近代空調の原点と言われる印刷工場向けの空調装置の設計図に、ウィリス・キャリア博士自らイニシャルを記した歴史的な日である1902年(明治35年)7月17日に由来しています。この一枚の設計図が、後に「空調の父」と称される博士の輝かしいキャリアの始まりであり、人類の快適な暮らしへの扉を開いた記念すべき瞬間を象徴しています。

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