忠犬ハチ公銅像像維持会及び秋田犬群像維持会が制定。
ハチ公は1923年(大正12年)生まれの秋田犬で、翌1924年から東京帝国大学(現:東京大学)の農科大学教授の上野英三郎博士に飼われた。
家族の一員として受け入れられた。彼の忠誠心と知性は、すぐに家族によって認められ、特に博士との絆は深まっていった。日々の生活の中で、ハチは博士を渋谷駅まで送り迎えすることを習慣として身につけた。彼らの絆はどんな困難にも耐えることができる強さを持っていた。
スポンサーリンクしかし、運命は時に残酷なものであり、博士は1925年(大正14年)5月21日に脳溢血で、急死しこの世を去ることとなった。その日から、ハチの生活は一変することになった。教授の帰りを待つ日々が終わった事を知らず、渋谷駅のホームで彼の帰りを待ち続けた。
ハチの姿が渋谷駅で見られることが日常となり、いつしかハチの物語は口ずさまれ、ハチの忠誠心は誰もが讃えるものとなった。
1934年の4月21日に渋谷駅前の忠犬ハチ公像が完成し、除幕式を挙行。ハチ自身も除幕式に出席。教授が亡くなってから約10年後の1935年(昭和10年)3月8日にひっそりと亡くなっているのが見つかる、そこはハチはあまり行かない場所であった。
日付は、ハチ公の死亡日( 1935年(昭和10年)3月8日)の1か月後の桜の開花シーズンに合わせて4月8日になったとされている。
1936年から、この日に渋谷の銅像及び秋田県大館市慰霊祭が行われている。