聖武天皇の発願で天平17年(745年)に制作が開始され、天平勝宝4年旧暦4月9日(新暦752年5月26日)に奈良の大仏「通称:東大寺盧舎那仏像」が「開眼供養(かいげんくようえ)魂入れの儀式」が行われたことにちなむ。
その荘厳な儀式は、まさに日本の仏教文化の粋を極めるものであり、数多くの信者や参拝者たちがこの奇跡的な瞬間を目に焼き付けました。
仏像の開眼とは、仏像に目を彫り込むという儀式であり、それはまさに仏の眼が開かれる瞬間です。
※開眼供養はまだ未完成でした、正式な完成は天平宝治元年(757年)とされている、また現在の形のもととなった光背(こうはい)を含めた完成は宝亀2年(771年)に完成したとされている。
奈良の大仏は、東大寺盧舎那仏像(とうだいじるしゃなぶつぞう)、奈良県奈良市の東大寺大仏殿(金堂)の本尊である仏像(大仏)の一般的な呼び名、その他「東大寺大仏」なども呼ばれている。