菓子や冷菓の製造や販売、牛乳や乳製品を中心にさまざまな食品を製造販売、1969年(昭和44年)から半世紀以上にわたり「甘酒」を製造・販売し、日本の甘酒文化を支え続けてきた森永製菓株式会社(創業:1899(明治32)年8月15日)が制定。
2026年(令和8年)一般社団法人日本記念日協会に制定・登録。
同社の「森永甘酒」は、発売以来ロングセラーを続ける国民的ブランドであり、酒粕と米麹をブレンドした独自の味わいで幅広い世代に愛されてきた。冬の温かい甘酒のイメージが定着するなかで、夏にこそ飲んでほしいという新たな提案として「冷やし甘酒」を打ち出し、記念日の制定に至った。
一般的には寒い時期の温かい飲み物としてイメージされやすい「甘酒」だが、実は俳句の世界では「夏の季語」として親しまれてきた歴史がある。江戸時代には、庶民が夏バテ防止のために冷やした甘酒を飲んで暑い夏をしのいでいたという記録が残っており、甘酒売りの屋台が夏の風物詩として町に溢れていた。

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甘酒には、水分・塩分・糖分に加え、ビタミンB群やアミノ酸などの栄養素が豊富に含まれており、「飲む点滴」とも称される。特に近年の酷暑においては、熱中症対策としても注目されている。森永製菓は、自社の「冷やし甘酒」を通じて、日本の伝統的な夏の知恵を現代に蘇らせ、多くの人々に厳しい暑さを元気に乗り切ってほしいとの願いを込めている。
日付は、一年で最も暑さが厳しいとされる二十四節気の「大暑」の日(7月22日または7月23日頃)。この時期は気温が最高値に達し、熱中症のリスクも高まることから、冷やし甘酒の効能を最も必要とする時期として選ばれた。また同社では、対照的に一年で最も寒い「大寒」の日(1月20日頃)を「甘酒の日」と定めており、季節の両極で甘酒の魅力を発信する取り組みを展開している。