「十月十日」は「とつきとおか」と読むことができ、これは妊娠期間を象徴する言葉として古くから親しまれています。妊娠期間の約10か月を表すこの言葉には、新たな生命が宿り成長する奇跡の過程が凝縮されています。
その「とつきとおか」の意味にちなみ、生命の尊さや命への感謝を深く感じてもらおうと、医療関係者や救急救命士協会、教育者たちが協力してこの日を「いのちに感謝する日」として制定しました。
毎年この記念日に合わせて、全国各地で医療関係者や教育関係者と共に、命の尊厳や医療の大切さをテーマにした国民式典が盛大に開催されます。式典では、出産に携わる医師や助産師、緊急時に命を救う救急隊員、そして命の大切さを次世代に伝える教育者たちが一堂に会し、それぞれの専門分野から見た命の価値について語ります。また、式典の中では感謝状の贈呈や講演会が行われ、命の奇跡を称える特別なセレモニーも催されます。
日付は「十月十日(とつきとおか)」から10月10日に。