12月5日は 【厳島神社・原爆ドームが世界遺産に登録】どんな日?内容解説!

1996年12月5日のこの日、厳島神社(広島県廿日市市宮島町)、原爆ドーム(広島県広島市中区大手町)がユネスコの世界文化遺産に登録される。

厳島神社は、593年に創建されたと伝えられる、日本三景の一つである宮島にある神社。
海上に浮かぶように建つ朱色の鳥居や、瀬戸内海の美しい景観と調和した社殿は、平安時代の寝殿造りの様式を色濃く残しており、日本を代表する文化財として高く評価されている。

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一度は行きたい!日本の世界遺産

原爆ドームは、人類史上初の原子爆弾の投下により、甚大な被害を受けた広島市の中心部に残る。原爆ドームは、1915年に完成した広島県物産陳列館(原爆投下時は広島県産業奨励館)の一部で、爆心地から約160メートルの位置にあった。
原爆投下によって建物は損壊、爆風で吹き飛ばされた屋根や壁が、被爆の凄まじさを今に伝えている。

厳島神社と原爆ドームは、対照的な存在でありながら、どちらも広島の平和と文化を象徴する重要な建造物である。厳島神社は、日本古来の神道文化を今に伝える、世界に誇るべき文化遺産である。

原爆ドームは、人類の悲惨な歴史の証であり、平和の尊さを訴える、世界に警鐘を鳴らす遺産である。
2つの建造物が世界遺産に登録されたことは、広島の平和と文化の価値が国際的に認められたことであり、大きな意義を持つ。
今後も、厳島神社と原爆ドームが、広島の平和と文化の象徴として、世界中の人々に親しまれていくことを願いたい。

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