ロービジョン・ブラインド川柳コンクール 協力団体・個人有志一同が制定。
2025年(令和7年)一般社団法人日本記念日協会に制定・登録。
「ロービジョン」と「ブラインド」の違いは、視覚の状態とその影響にあります。
「ロービジョン」は、視力や視野が低下しており、メガネやコンタクトレンズで矯正しても日常生活に支障をきたす状態を指します。具体的には、視野が狭い、中心が見えにくい、明るい場所や暗い場所で見えにくくなるなどの症状があります。ただし、完全に見えないわけではなく、ある程度の視覚情報を活用できる状態です。
一方、「ブラインド」は視覚を全く活用できない状態を指します。具体的には、光を感じることができないか、矯正視力が非常に低い(例えば0.05未満)場合などです。この状態では、視覚情報を活用することができません。
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目的は、視覚障害者およびその生活環境に関する知識を一般の人々やマスコミにアピールし、見えない人、見えにくい人のための人的・物的な環境を整備することにあります。さらに、見える人々との間に存在する障壁を取り除き、共生社会を築くための解決策を共に考えることを目指しています。
本取り組みの特徴的な活動として、「ロービジョン・ブラインド川柳コンクール」があります。これは視覚障害のある方々の日常生活での喜びや苦労、思いを17音に込めた作品を募集するもので、社会啓発の重要な役割を果たしています。
日付は共生社会を「み(3)んなをつ(2)なぐ橋(8)」・「み(3)んなで作(2)り」・「み(3)んなの未(3)来を大(0)きくする」という願いを込めた語呂合わせから、3月28日、3月29日、3月30日の3日間を記念日としている。この期間には、視覚障害やロービジョンについての情報提供や広報活動が行われます。