愛媛県伊予郡松前町に本社を置き、みそ、麦みそ、しょうゆ、こんにゃく、ドレッシングなどを製造、販売する創業：1953年（昭和28年）4月の義農味噌株式会社(ギノーみそ）が制定。
2023年に一般社団法人日本記念日協会に制定・登録。
日本の食文化に欠かせない「みそ」。全国生産量の内では「米みそ」が占める中、 九州、四国で昔から食されている「麦みそ」は国内生産量は少なく、大変珍しいものです。
大豆に麦麹を加え作られる麦みその特徴は、その甘さ。その味と成分が評価され、 全国的に知られるようになりました。麦みそは懐かしさを感じさせるが新しい味わいであり、ふるさとの味として親しまれています。
麦みその食文化は九州、中国地方西部などでもみられるが、なかでも愛媛の麦みそは、大豆使用量が少なく、麹歩合が非常に高いこと、大豆の腐敗を防ぐための 塩分が低いことにも特徴があります。
愛媛県の麦みそは麦みそ中の麦みそと言われる、地元の製造業者や農家が伝統的な製法を守りながら製造しており、その独特の風味と深いコク、甘くて滋味豊かな麦みその食文化を伝え、発展させるのが目的。
日付は麦みその「む＝６」からの6月と、全国味噌工業協同組合連合会が毎月30日を「晦日＝みそか」で「みその日」としている30日を組み合わせて6月30日を記念日としたもの。