1938年（昭和13年）12月18日に創業した東京・自由が丘の老舗和菓子店「株式会社亀屋万年堂」が制定した記念日です。
ナボナは、1963年（昭和38年）に発売された当時としては画期的な洋菓子風の和菓子です。その誕生には、亀屋万年堂の創業者である引地末治氏の「和菓子の感性を活かしながら、洋菓子の楽しさにあふれた商品を創りたい」という熱い想いがありました。
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末治氏は、ヨーロッパで触れた洋菓子に着目し、和菓子の材料や製法を取り入れることで、洋菓子の美味しさと和菓子の繊細さを兼ね備えた商品を開発しようと考えました。
試行錯誤を重ねた末に、ソフトカステラの生地のナボナの原型を完成させました。そのおいしさは、たちまち人気を博し、瞬く間にロングセラー商品となりました。
王貞治氏を起用したテレビCM「ナボナはお菓子のホームラン王です」が全国で放映され、ナボナの知名度はさらに高まりました。現在も亀屋万年堂の看板商品です。
同社は1938年12月18日に創業したことから、看板商品である「ナボナの日」としたもの。