人間ドックの質の向上と改善活動を促進している公益社団法人日本人間ドック学会が制定。
人間ドックは、健康診断とは異なり、より多くの検査項目を実施します。血液検査、尿検査、レントゲン検査、内視鏡検査など、さまざまな検査を組み合わせることで、病気の早期発見につなげることができます。
より多くの人々に「人間ドック」の受診を促すことで、病気の早期発見につなげ、国民の健康増進に寄与することが目的とされています。
また、人間ドックは単なる検査だけではなく、個別のカウンセリングや健康アドバイスも提供されます。医師や専門家との面談を通じて、健康に関する情報やアドバイスを受けることができます。これにより、自身の健康状態について正確な知識を得ることができ、健康な生活を送るための具体的な対策を立てることができます。
「人間ドック」という言葉は、はじめは「短期入院精密身体検査」と呼ばれていました。しかし、ある新聞記事がこの検査について報道し、「人間ドック」という言葉が広まったのです。「dock(ドック)」とは、船を修理するための設備である「dock」にちなんで名付けられた事からそのまま定着しました。
日付は1954年7月12日に国立東京第一病院(現、国立国際医療研究センター病院)で初めての人間ドックが行われたことにちなんで。