10月28日は 【おだしの日】どんな日?制定目的・意味と制定理由解説!

大阪府箕面市に本部を置き、各地に「おだし」にこだわったうどんやそばなどの飲食チェーンを展開する株式会社太鼓亭(設立:1971年(昭和46年)10月)が2016年に制定。

この取り組みには、和食の要である「おだし」の正しい情報を提供し、その美味しさとヘルシーで体に良い特性を広く知ってもらうという目的。


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「おだし」は、日本の食文化において欠かすことのできない存在です。昆布、かつお節、煮干し、干し椎茸などの素材から丁寧に抽出されたおだしは、味わい深く、旨味成分が豊富に含まれています。おだしは和食の基本であり、味噌汁、吸い物、煮物など多くの料理に使用されます。また、おだしは低カロリーでありながら、栄養価が高いことでも知られています。

この記念日は「おだし」の代表的な素材として広く知られる「かつお節」に深く関連しています。かつお節の「燻乾カビ付け製法」を考案したのは、江戸時代に紀州印南浦(現在の和歌山県印南町)に住んでいた漁師、角屋甚太郎氏です。
この革新的な製法は、かつお節の風味と保存性を飛躍的に高め、日本の食文化に多大な影響を与えました。この製法により、かつお節の風味と栄養価が格段に向上し、現在に至るまで広く用いられています。

日付は「燻乾カビ付け製法」を考案した偉大な功績を残した角屋甚太郎氏が宝永地震で亡くなった命日1707年(宝永4年)10月28日に由来。

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