8月18日は 【オリザの米油の日】どんな日?制定目的・意味と制定理由解説!

愛知県一宮市に本社を置き、国産の米油(こめあぶら)を製造する国策事業として1939年(昭和14年)創立、こめ油や機能性食品など、さまざまな事業を展開する創業オリザ油化株式会社が制定。会社名の「オリザ」は、米の学名「オリザ・サティバ(Oryza sativa)」に由来。
2019年12月23日(令和元年)一般社団法人日本記念日協会に制定・登録。

米油(こめあぶら)は、精米過程で副産物として生じる米ぬかと米胚芽から抽出される植物油。一般的な食用油と比較して、γ-オリザノールやオリザコトリエノール®、トコトリエノール、オリザステロールなど、米特有の機能性成分を豊富に含んでいます。これらの成分は、抗酸化作用や血中コレステロール低減効果など、健康維持に貢献する可能性が科学的研究によって示されています。


スポンサーリンク

日本の食文化の中心である「米」。その主役である白米を生み出す過程で出る副産物から作られる米油は、まさに「捨てるところがない」という日本古来の「もったいない」精神を体現した循環型資源です。オリザ油化株式会社は、この環境に優しい特性に着目し、米油の可能性を追求し続けています。

米油は高い加熱安定性を持ち、淡白な風味が料理の味を邪魔しないため、天ぷらや炒め物など幅広い調理に適しています。また、ビタミンEの一種であるトコトリエノールを豊富に含み、日常の食生活に取り入れやすい健康志向の油として注目を集めています。

米の副産物から生まれる環境に優しい米油の可能性や機能性を追求し、その魅力を広く社会に発信することで、日本の食文化や科学の結晶としての価値を多くの人々に知ってもらい、食品廃棄物削減や持続可能な未来への貢献を促すことを目的としています。

日付は漢字の「米」は「八十八」と分解できることから8月18日を記念日としたもの。

タイトルとURLをコピーしました