アルゼンチンの都市計画家・都市計画学者であるカルロス・パオレーラが、世界都市計画機構の設立を理想に掲げて1949年に提唱したことに由来する。
日本では1917年(大正6年)に設立された「都市研究会」を起源とする都市計画協会(設立:1946年(昭和21年)9月9日)が1965年から日本集会を開いて公演など行っている。
パオレーラは、都市計画の目的は、単に都市の美観や機能の向上を図ることではなく、住みやすい共同社会を実現することであると説いた。そのため、世界都市計画機構の設立を通じて、都市計画の重要性を世界に広め、より良い都市づくりを目指すことを目的とした。
スポンサーリンク日本では、財団法人都市計画協会が1965年から、世界都市計画の日に合わせて「日本集会」を開催している。この集会では、国内外の都市計画関係者が一堂に会して、都市計画に関する最新の知見や技術を共有し、議論を交わし、持続可能な都市づくりや、災害に強い都市づくりなど、現代の都市が抱える課題をテーマにした講演やシンポジウムが、多くの参加者を集めている。