7月8日は 【すず音の日】どんな日?制定目的・意味と制定理由解説!

創業1973年(昭和48年)1月、宮城県内の酒蔵4社、浅見商店、勝来酒造、櫻井酒造店、松本酒造店が「家族ぐるみで付き合い、力を合わせて新しい蔵、本物の酒をつくろう」を理念として団結し設立した宮崎県大崎市に本社蔵を構える株式会社一ノ蔵が制定。
2025年(令和7年)一般社団法人日本記念日協会に制定・登録。

同社が誇る看板商品の一つの「すず音(すずね)」は、その名の通り、グラスに注いだ際に奏でる繊細な泡の音色と、口に含んだ瞬間に広がる爽やかな炭酸の響きが特徴の発泡清酒(スパークリング日本酒)です。


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日本酒文化の新たな扉を開いた革新的存在。シャンパン製法として知られる”瓶内二次発酵法”を日本酒に応用し、人工的な炭酸ガスを添加せず、酵母の力で生み出される自然な泡立ちを実現しました。アルコール度数わずか5%という飲みやすさと、上品な甘さと爽やかな酸味のハーモニーは、日本酒初心者から愛好家まで幅広い層を魅了しています。

すず音のネーミング由来は微発泡性が作り出すグラスから立ち上る「チリチリチリ…」と奏でる細やかな泡が立ち弾ける音色が涼しげで鈴の音を連想させることから「すず音」と命名されています。

1998年7月8日のテスト発売以来、25年以上にわたり愛され続ける「すず音」は、日本酒業界における低アルコール・スパークリング分野のパイオニアとして、現代の食文化にも寄り添う存在へと成長しました。「乾杯酒としての日本酒」という新しい飲用スタイルを提案し、特に若年層や女性、海外の方々にも日本酒の魅力を伝える架け橋となっています。

この記念日は、夏の訪れとともに楽しむ発泡清酒の爽快感を多くの人と分かち合い、日本の伝統と革新が融合した食文化を祝う日として位置づけられています。冷やしたすず音でのプチ贅沢な乾杯は、特別な日だけでなく、日常の小さな喜びを祝うひとときとしても最適です。

日付はテスト販売が開始された1998年(平成10年)7月8日に由来します。四半世紀を超えて愛され続ける「すず音」の魅力を、より多くの方に知っていただくことを目的として制定されました。

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