7月12日は 【ドゥーワップの日】どんな日?制定目的・意味と制定理由解説!

アメリカ生まれのコーラスのスタイル「ドゥーワップ(doo-wop)」をこよなく愛する人々「クログロドゥーワップ団」が制定。
2016年4月8日一般社団法人日本記念日協会に制定・登録。

1950年代のアメリカで花開いた甘美なコーラススタイル「ドゥーワップ」。その特徴的な音の響きから名付けられたこの音楽ジャンルは、半世紀以上を経た今日も多くの音楽愛好家を魅了し続けています。日本においても「クログロドゥーワップ団」という熱心な愛好家たちによって、記念日として制定されました。

キングトーンズ/DOO-WOP STATION/ザ・ファビュラス・キングトーンズ[名盤1100円]

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ドゥーワップは、無伴奏または最小限の伴奏で歌われるアカペラスタイルから発展し、主にアフリカ系アメリカ人の若者たちによって広められた音楽形式です。「ドゥーワップ」という名称は、バックコーラスの特徴的な音節「ドゥー・ワップ」「シュー・ボップ」などの擬音語に由来しています。

日本では1970年代後半から1980年代にかけて、シャネルズやキングトーンズといったグループが、このドゥーワップスタイルを取り入れた音楽活動で注目を集めました。彼らの活躍により、日本独自のドゥーワップシーンが形成されていったのです。

シンプルながらも心に響くハーモニー、誰もが口ずさめるキャッチーなメロディ、そして独特のリズム感。これらドゥーワップの本質的な魅力は、デジタル全盛の現代においても色褪せることなく、むしろノスタルジックな価値として再評価されています。

「ドゥーワップ」という音楽文化を次の世代へとつなげていくことを目的としています。世代を超えて受け継がれてきたこの魅力的なスタイルを、今改めて見直し、その価値と魅力を再発見することが求められています。この活動は、単に懐かしむだけでなく、未来へと文化を伝える大切な一歩なのです。

日付は「第1回ジャパンドゥーワップカーニバル」が開催された1981年(昭和56年)7月12日から。このイベントにはシャネルズ、キングトーンズなどが出演した。

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