7月1日は 【テレビ時代劇の日】どんな日?制定目的・意味と制定理由解説!

スカパー!・ひかりTV・ケーブルTVなどで時代劇だけを放送する日本で唯一のチャンネル「時代劇専門チャンネル」がテレビ時代劇の魅力を多くの人に知ってもらうのが目的として制定。

1953年(昭和28年)7月1日のこの日、NHKにより日本初の時代劇テレビシリーズ「半七捕物帖(はんしちとりものちょう)」が放送開始され事を記念して。当時はテレビ放送自体が始まったばかりの黎明期。モノクロ画面に映し出された江戸の世界は、視聴者に新鮮な驚きと感動をもたらしました。

半七捕物帳 (一)

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「半七捕物帖」は岡本綺堂の原作を基に、名優・笈川武夫(おいかわたけお)が主演。天保~幕末期に岡っ引として鳴らした「半七老人」が事件を解決していく姿を描いた本格時代劇で、テレビというメディアの可能性を広げる画期的な作品となりました。

時代劇専門チャンネルは、「必殺」シリーズや「水戸黄門」「大岡越前」など往年の名作から、新作時代劇まで幅広く放送。侍や忍者、江戸の庶民の生活など、日本の伝統文化や歴史を伝える貴重な文化メディアとして、多くのファンに支持されています。

テレビ時代劇の日は、単なる放送記念日ではなく、日本の誇るべき文化コンテンツであるテレビ時代劇の魅力を再認識し、次世代に伝えていく意義深い日となっています。鞘走る刀の音、粋な台詞回し、そして悪を懲らしめる痛快な展開—こうした時代劇の魅力を多くの人に知ってもらう機会として、今日も時代劇の世界は生き続けています。

日付は、放送開始の1953年(昭和28年)7月1日と「時代劇専門チャンネル」の開局記念日1998年(平成10年)7月1日でもある事から。

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