8月21日は 【みんなで食べよう力うどんの日】どんな日?制定目的・意味と制定理由解説!

全国農業協同組合連合会が制定。
2025年(令和7年)一般社団法人日本記念日協会に制定・登録。

日本の食卓に古くから親しまれてきた「もち」と「うどん」。この二つの伝統食材が融合した「力うどん」を通じて、日本の食文化を見直し、継承していく特別な日として制定された。

この記念日は、日本の伝統的な主食であるもち米の消費拡大と、日本の食文化の継承を目指しています。「力うどん」とは、うどんに、もちもちとした食感の「もち」を加えることで、一層の満足感と栄養価を高めた一品です。


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もち米は日本の稲作文化において重要な位置を占めてきました。一般的な米(うるち米)と比べ、粘り気が強く、餅にした時の独特の食感は日本人の味覚に深く根付いています。正月の鏡餅、小正月のカガミ餅、あるいは地域ごとに伝わる様々な餅料理は、日本の年中行事や祝い事に欠かせない存在です。

餅には「粘り強さ」や「結束力」といった意味合いが込められ、家族や地域の絆を象徴する食べ物として大切にされてきました。また、栄養面では炭水化物を中心としながらも、適度なタンパク質を含み、短時間で効率よくエネルギーを補給できることから、昔から「力がつく食べ物」として重宝されてきました。

近年、食の欧米化や多様化により、もち米の消費量は減少傾向にあります。この状況を受け、「みんなで食べよう力うどんの日」は、伝統的な食材である「もち」の魅力を再認識し、もち米文化の継承と消費拡大を目指しています。こうした取り組みは、地域の農業生産者の意欲向上にもつながり、日本の食料自給率向上にも寄与しています。

日付は「うどんの日」の7月2日と「おもちの日」の10月10日の中間に位置していることと、「もち」のように人と人、地域と地域を「繋げたい」という願いも込められている事から8月21日を記念日としたもの。

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